「役に立たなければいけない」ことはありません

幼いころから、親や先生から「人の役に立つ人になりなさい」と教育されてきました。

 テレビなどのメディアで人々のために働いている人たちを称賛して放送する番組を観て、私もこうならなければいけないと思い込んできました。



役に立つということというのは素晴らしいことですし、誰かの役に立つ瞬間というのは心地の良いものでもあります。


 心の底から望んでの「役に立ちたい」という行動であれば良いです。しかしそれが義務になり、責任になり、「役に立たなければ生きてはいけない」と思い込んでしまうと、自分を追い詰めて、生きていることが苦しくなってしまいます。


 昔、障害者殺傷事件がありましたね。犯行理由は「重度の障害者は社会に不要な存在であるため」

それを聞いてとても心が痛みました。

「社会の役に経たなければ生きてはいけない」という法律はありません。

「価値がない人は生きてはいけない」という法律もありません。

 誰の役に立たなくても生きていてもいいのです。

 価値などなくても生きていてもいいのです。

 この世で一番大切なものは、社会の役に立つことでもなく、価値があることでもなく「命」です。


 どんなにお金があっても命を買うことは出来ません。障害があろうがなかろうが命には変わりありません。命あるかぎり生きていていいのです。


「役に立っている」や「価値がある」と他人に認めてもらう必要もありません。

 恐らく加害者の男性も「人の役に立たなけばいけない」と教育されてきたのでしょう。


 誰からも褒められずに育ち、「自分は誰の役にも立っていない」と解釈してしまい、その「人の役に立たなけばいけない」という思い込みが激しくなり過ぎて犯行におよんでしまったのでしょう。

 いうなれば、この加害者の男性も被害者なのです。「人の役に立たなければいけない」と思い込みを植え付けられた被害者です。

 それにより、偏った解釈をしてしまいました。


誰の役にも立たなくても批判せずに優しく接してくださる人はいます。

 ホームレスにご飯をあげたり、難民に支援してくださる人は大勢います。


 自分の心を殺してまで、誰かの役に立たなくてはならないということはないのです。

 そんなことよりも、自分がやりたいことやワクワクすることをやって、人生を楽みましょう。


今日もブログを読んでくださり

ありがとうございます😊


今日もあなたが幸せでありますように🍀

素敵な人生を創り楽しみましょう

将来が不安でしょうがない、いつも自分を責めてしまう、そんなあなたが自分を癒し、やりたかったことを思い出し、生きたいように生きられる スピリチュアル・ヒーラー 心の平安サポート師

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